手から手へ技術を伝え、日本の未来を支え続ける 株式会社由倉工業

ポンプは社会の動きと人の暮らしを支える、「縁の下の力持ち」。

ひとくちにポンプといっても、その種類はさまざまで、使い道も多様です。人目につかなくても、わたしたちの暮らしのまわりには無数のポンプがあり、それぞれが重要な役割を果たしています。もし、ポンプがないと現代社会は極めて不便で、リスクが多いものになってしまうのです。

たとえば、水。浄水場で浄化された水道水を各家庭に運ぶためにはポンプが欠かせず、その反対に、下水を円滑に処理する際にもポンプが必要です。また、発電にはボイラーで水蒸気を発生させる必要があり、そのためには水をボイラーに供給するポンプが不可欠です。もし、上下水道と発電所が正常に機能しないと社会と暮らしはどうなるか、説明するまでもないでしょう。

ポンプが支えているのは、何もライフラインだけではありません。ここ数年、日本各地で大雨による災害が頻発していますが、その被害を防ぐためにもポンプが活躍しているのです。たとえば、河川の氾濫や、アンダーパスの冠水を未然に防ぐためには排水用のポンプが欠かせません。また、田畑に用水路などから水を引くためには、揚水ポンプの力が不可欠です。

これらのほかにもポンプの活躍シーンを数えると、枚挙にいとまがないほどです。誰も知らないところで、きょうも社会の動きや人の暮らしを支えているポンプ。その重要性を、お分かりいただけると幸いです。

ポンプを常に健康な状態にしておくこと。それが、わたしたちの役目。

もし、発電所のポンプが一瞬でも止まると、たいへんなことになります。また、河川の氾濫やアンダーパスの冠水を防ぐために設置されている排水ポンプが、いざというときに自らの役割を果たさないと、まったく意味がありません。また、一つひとつがオーダーメイドのポンプには常に、つぎのようなリスクが潜在しています。万一部品に不具合が生じると、メーカーが交換用の部品を新しくつくるのに数ヶ月の時間を擁することがあり、もし農事用ポンプでそのような不具合が起きれば作付けのタイミングを完全に逃してしまい、その年の収穫が望めなくなります。

ポンプが一つでも正常に動かないと、社会に大混乱を引き起こし、人々の生業にも大きな影響を及ぼします。そのような事態を防ぐためには、ポンプのメンテナンスが不可欠です。わたしたち由倉工業の仕事は、ポンプが常に本来の性能を発揮できるよう、定期的に点検や整備をしたり、万一の際に改修をすることです。扱うポンプの種類は、発電所用の大がかりなモノから農事用の小さなモノまで、実にさまざまです。また、メンテナンスだけではなく、機器の効率化等の提案や設備の改造、更新にも対応しております

pagetop